D.アングリカ(購入~開花まで)ドロセラ.アングリカ(ナガバノモウセンゴケ)の画像を掲載していきます。学名:ドロセラ.アングリカ 和名:ナガバノモウセンゴケ 購入場所:「東邦植物園」様(2015年) 私が本格的に食虫植物を栽培し始めたときからの夢がこのD.アングリカの栽培でした。 D.アングリカは日本では北海道と尾瀬にしか自生していない貴重な食虫植物です。 葉は長く立ち上がって密集し、捕虫すると大きく巻き込みます。 家ではようやく立派になるも引っ越しの際になんと全滅…。 群馬県からやって来た苗で再挑戦です。 花の写真はこちら ドロセラの花 -2015- 6/19撮影 遠路遥々群馬県の「東邦植物園」様からやってきました。 予想以上にしっかりした苗が届き、感激です。 こちらが貴重な日本の北海道産のD.アングリカです。 ナガバノモウセンゴケの呼び名に相応しい、長い葉をいくつも展開しています。 早く家に慣れて大きくなってほしいです。 将来的には、葉挿し、実生にも挑戦して増殖させていきたいです。 こちらが東ヨーロッパスロバキア産のD.アングリカです。 やっぱり日本産の方が大きいですね。 でも日本産よりも丈夫だそうで、環境に慣れるのは早いかもしれません。 もちろん、EU産のこの株も大切にしていきます。 (2010年まで私が栽培していたD.アングリカもEU産でした) 2株とも到着直後の状態で、ポットには輸送時の衝撃での飛び散り防止が付いたままです。 苗は6/21に植え替えて、3.5号素焼きの平鉢ミズゴケ植えにするつもりです。 6/21撮影 植え替えました。 まずはEU産の株からどうぞ。 4号の素焼き平鉢を使用し、底は1/3ほど軽石、残りはミズゴケです。 腰水灌水で管理していきます。(鉢の表面に水をやり、流れ出た水が受け皿に溜まっている状態) 水深2~3cmくらいなので鉢の半分弱の深さですね。(以前もこうだったはず) 上記に加え、2週間に1回の餌やりをしていきます。 少しアップで株全体を。 丈夫そうに見えます(わたしだけ?) 植え替え時に葉を1枚切り取り、同じ鉢に葉挿ししておきました。 うまく発芽してほしいところ。 捕虫している葉を撮影。 こちらは裏側を見ています。 この大きな動きが特徴の一つですね。 まあ、この獲物はこちらに来る前に捕えたもので、こっちでは虫はほとんどいないわけですが… (次回、つまり2週間後から餌やりルールを適用します) ところで、植え替え中にすごく小さなドロセラをEU産のD.アングリカのポットで発見しました。 小さすぎてまだ何のドロセラかはわかりませんが、一緒の鉢に居候してもらいます。 6/21撮影 続いて北海道産の株です。 管理はEU産と同じですが、鉢が平鉢の駄温鉢です。 素焼きと同じような鉢ですが、こっちの方が排水が速いです。(単純に底穴の大きさです) 同じように少しアップ。 こちらも葉を1枚切り取り、同じ鉢に葉挿ししました。 こんな感じの角度から撮るのが好きですね。 EU産の株とは違い、あまり捕虫していないようなので今日から餌やりを開始しました。 カツオブシをプレゼント。 以下、経過を写真でどうぞ。 まずは線毛が動いて中心付近へ持っていく 上から少し経った捕虫葉のアップ。 獲物近くの線毛も動いて獲物を抑える。 葉も動いて獲物を消化吸収する。 更に葉を動かし、完全に折りたたんだ状態に。 6/27撮影 こちらはヨーロッパ産の株です。 元気そうですね。 昨晩遅くからかなりの強風ですが、囲いの中だからなのか、機嫌はよさそうです。 めったにいない虫がかかった時は全力の捕虫運動を見せてくれています。 そしてこちらが北海道産の株です。 新しくやって来たもう1株を横に植えて寄せ植えにしました。 ちょっと無理やり感がありますが、スペースの関係上、仕方ないか。 ちょっと角度が変わった写真と、先に来た株の葉のアップの写真です。 先に来た株の方は元気そうで何より。 追加購入した株は、強風でちょっと機嫌が悪そう。 株の中心部(成長点)をアップにした写真です。 上が追加購入した株、下は6/19に到着した株です。 上の株の写真は芽が堅そうに見えます。 休眠準備に入っているのか? 元気に育てば株の個性は気にしません。 下の株はまだまだ元気に葉を伸ばしています。 7/4撮影 D.アングリカは2鉢ともこのように風よけ用のプランターの中に入ってます。 腰水水位はD.トウカイエンシスとは反対に一番深いです。 こちらはEU産の株です。 調子は良さそうですね。 もっと日に当ててやりたいのですが、これが限界。 これ以上では場外です。(つまり空中) 捕虫葉のアップ。 細長い葉身。どうでしょう?ナガバらしくなってきたと思いません? 全力でカツオブシを消化にかかる。 北方の植物だが暑さにも負けていないようでなにより。 (夏本番はこれからですが) 少し引いて撮影。 株の中心を見ると花茎らしきものが! 株中心部のアップ。 真ん中に何週か巻いた花茎らしきものが見えます。 もし、咲いてくれるなら5年ぶりにこの花を見れます。 問題は開花が休日に重なるかだが… (ドロセラの花は午前中しか咲かないのだ) こちらは北海道産の株たちです。 右の株はやはり休眠準備のようで、冬芽を作りつつあるようです。 (でも新しい捕虫葉も展開している) 左(中央)の株はまだまだ休眠の気配はなし。 次々に新しい捕虫葉を展開しています。 北海道産株のアップ。 おお、なんかナガバっぽい。 たまに見かける小さな虫をキャッチ。 この小さいのが時々では物足りないでしょうね。 で、やっぱりカツオブシ。 本来はハエやチョウのような飛翔性昆虫を捕えて養分にしています。 D.アングリカの特徴である細長い捕虫葉。 無事に夏を乗り越えて大きく育ってほしいです。 7/8撮影 EU産株です。 花茎確認後も順調に成長中です。 ドロセラは花が咲くと弱るので慎重に見守っていきます。 (特にD.ロツンディフォリアが弱る) 花茎のアップ。 つぼみは4個のようです。 D.カペンシスとは違い、大量に開花するような品種ではありません。 EU産株と一緒に管理している小さなドロセラ。 D.アングリカなのかどうかもわかりません。 でもEU産のD.アングリカの鉢で順調に大きくなっています。 7/8撮影 北海道産D.アングリカです。 冬芽ができて休眠準備ができているようですが、捕虫葉も展開しています。 冬芽ができている(できつつある)以外は元気そうな北海道産の2株です。 腐らせないように注意していきます。 7/12撮影 元気いっぱいのEU産のD.アングリカです。 開花一番乗りへ向けて一気に成長中です。 花茎はぐんぐん伸びてもうすぐ頂点です。 週末には開花するかもしれません。 是非とも貴重な花を見たい! 極小ドロセラも元気です。 やや葉が長くなりました。 相変わらず中心部は冬芽っぽいのに元気に捕虫葉を展開する北海道産D.アングリカです。 横からの全体像です。 良い感じですね。元気そうです。 毎朝1回根元が水没します。(すぐに排水されます) 長い葉のお食事の様子。 図鑑でナガバノモウセンゴケの捕虫の様子を見ることはありますが、 カツオブシを食べる写真はないでしょうね。 7/19撮影 元気に花茎を伸ばすEU産のD.アングリカです。 非常に残念なことに、1番花の開花は昨日だったようで、 私は仕事だったので見れませんでした。 次こそ休みが合いますように… 今日のつぼみはこんな感じです。 一番上の花は終わっています。 種がちゃんとできるか心配です。 株自体も元気そうです。 粘液いっぱいの葉を順調に展開し続けています。 とりあえず安心です。 7/19撮影 北海道産のD.アングリカです。 元気そうです。小さい虫も捕まえています。 このD.アングリカとD.トウカイエンシスの場所は特に湿度が高いので、 捕えた虫にカビが生えることがあるのがちょっと残念。 獲物にカビが生えた場合はピンセットで没収しています。 株中心です。 寝るんじゃなかったのかと聞きたくなりますね。 一気にたくさんの葉が立ち上がってきました。 まだまだこの細長い葉は楽しめそうです。 今日2枚切り取って更に葉挿ししておきました。 今回の葉はLEDが光源の水槽に入れておいたのですが、 無事に発芽するのか。 ミズゴケに置いていた葉から発芽してきた子株です。 2株発芽を確認しました。(下の写真は大きい方の株) 北海道産の株は花が咲くまではこうして増殖させていきます。 7/20撮影 ついに開花しました!! 写真はドロセラの花 に入れておきます。 D.アングリカ北海道産 D.アングリカEU産 ジャンル別一覧
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